冷静な悪あがき

タイトルに戒めを込めつつ、日々を記録。

シロップのラストライブについて (02)

――で、結局、『生還』が届くまで続きを書かなかったわけだが。

・・・。

――まあそこはいいや。なんか言えよ。

いまDVD流してる最中だけど、最初の方は「ちょっとあざとい」と思ったかな。

――??どこがよ。

なんか、ちょっと上手いじゃん。ハッキリ声が出てるとことかさ。

――それ、あざといのか?

う~ん。・・・ダイナソーJRが最初に解散したときって、別に前触れらしきものがあったわけでもなく、なんとな~くJが「やめる」って言っただけじゃない?

――うん。

シロップはそうじゃなかったじゃん。「もう引き際だ」って思ってたファンなんて一人もいなかった中で、「なんでやめるの?」っていろんな人が訊きに行って、音楽誌のインタビュアーも五十嵐の要領を得ない解散理由発言にイライラしてたしさ。

――そうね。

で、「バンドを終わりにする」ために、武道館であれをやったわけでしょう。やめろなんて誰も思ってないのに、五十嵐がそう言うんだから仕方がない、って無理矢理納得したわけだよ、こっちはさ。

――まぁそうだわな。

バンドはこれで終わった、って思って、でもCDはこれまで通り聴いて・・・ってやってたはずなんだ。ファンはさ。何故かひょっこり「ライブやる」っつって、単純に持ち歌をCD並の完成度で聴かせるだけだったら、極端な話、ファンにとっちゃいっつもやってることとほとんど変わんないわけさ。

――「ほとんど変わんない」は言い過ぎじゃね?生歌だよ?

「五十嵐やっぱり生きてた!」っていう感慨はあるかもね。

 

(もう寝たい。またしても続く。)

[2014/06/03 00:55]